キリオス 1年半ぶり復帰に「少しナーバス」ジョコビッチとの複結成は「何度も何度も僕にメッセージを…」<男子テニス>
ブリスベン国際
男子テニスで元世界ランク13位のN・キリオス(オーストラリア)が出場を予定する30日開幕のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)を前に会見に臨んだ。 【ジョコビッチ、キリオスら ブリスベン国際組合せ】 29歳のキリオスが公式戦に出場するのは2023年6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)以来 約1年6ヵ月ぶり。その間は手首の手術やリハビリを行っていた。 今回キリオスはブリスベン国際にシングルスとダブルスにエントリー。ダブルスではN・ジョコビッチ(セルビア)とペアを組む。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはキリオスの会見時のコメントが掲載されている。 「少しだけナーバスになっているというか、そんな感じだ。会場で、同じようなけがを何度かしているオペルカと練習したんだ。またこのような舞台に戻ってくるのは非現実的だったけど、今はすべて受け入れているよ」 「ただ単純に、テニスをできることにとても興奮しているんだ」 「手首の手術を受けたのは1年半前、もう16ヵ月になる。正直、このレベルでプレーできるようになるとは思っていなかった。このような大会に参加することさえ、準備し、正しいことをすべてしてきたんだ」 シングルス1回戦では21歳で世界ランク31位のG・ペリカー(フランス)と顔を合わせるキリオス。また、ダブルスでペアを組むジョコビッチとの結成秘話も明かした。 「彼(ジョコビッチ)は何度も何度も僕にメッセージを送ってきたんだ。僕はただ、彼にちょっとしたおこぼれをあげよう、そして僕とダブルスを組む喜びを与えようと思ったんだ(笑)。とても楽しくなるはずだ。キャンベラ出身の子どもが、地元で、ファンの前で、史上最高の選手とプレーできるなんてとても特別なことだよ。彼とダブルスをプレーしたことを、すべてが終わったときにみんなに話すことができるんだ。とても特別なことだよ」