高さ8メートルで自在にポーズ…伝統の「はしご乗り」能登半島地震の犠牲者に黙祷も
福岡県久留米市で8日、新春恒例の消防出初式が開かれ、はしご乗りなど、伝統の技も披露されました。 【写真で見る】住宅火災を想定した救出訓練の様子も公開~息の合った連携を披露~
地震犠牲者に“黙祷”
久留米広域消防本部の職員や消防団、地元企業などから約1300人が参加して開かれた消防出初式では、冒頭、元日に発生した能登半島地震の犠牲者へ黙とうが捧げられました。その後、江戸時代から続くといわれる伝統の「はしご乗り」が披露され、高さ約8メートルのはしごの上で消防団員が技を決めるたびに、会場から拍手が送られていました。
住宅火災を想定した救出訓練も
このほか、住宅火災が起きた想定で被災者を救出して手当てする訓練の様子も公開されました。久留米広域消防本部は、冬は空気が乾燥しているため、ガスやストーブなどの火の取扱いに注意するよう呼びかけています。