能登豪雨から1週間、学校再開めど立たず…輪島市の中学校から【中継】
日テレNEWS NNN
石川県輪島市内の中学校では、豪雨から1週間となる今も学校再開のめどが立っていません。 ボランティアの手を借りて、復旧作業が続いている現地から中継です。 輪島市町野町では、川が氾濫し、大量の泥水が押し寄せました。東陽中学校も浸水していて、体育館には乾いた土が一面についています。また床下には水がたまっています。 28日朝、石川県が募集した40人の災害ボランティアが駆けつけました。 午前10時から午後3時半まで、体育館の中の泥や砂をかき出すのですが、機械や水を使わないと、なかなか汚れが落ちず、手間がかかる作業です。 ボランティアの方に話を聞くと、こびりついた土を落とすのは大変な作業だと話していました。 ボランティアに参加した人 「1人だと限られているが、大勢集まれば力になれるのでは」 ここ東陽中学校には、全校で11人の生徒が通っていますが、学校の再開めどが立っていないため、来週火曜日の10月1日から、ここ輪島市の隣、能登町にある中学校で合同授業が始まります。 少しでも早く復旧させるために、石川県は、この土日、ボランティアの募集人数を、それぞれ200人以上に増やして、輪島市や珠洲市などに派遣し、作業にあたってもらうということです。