【交流戦プレビュー】交流戦首位の東北楽天ゴールデンイーグルスは則本昂大ら中継ぎ陣が盤石、5連勝中のオリックス・バファローズは阪神タイガースと日本シリーズの再戦、ほか | プロ野球
6月11日~13日に開催されるセ・パ交流戦各カードの見どころを紹介。 北海道日本ハムファイターズ対中日ドラゴンズ 日本ハムは水谷瞬が絶好調。セ・パ交流戦ではここまざ全11試合で安打を放ち打率4割8分8厘は首位打者で2本塁打は3位タイ、9打点は2位タイと止まらない。このカードでもチームを勝利に導くことができるか。中日はカリステが前のカードで12打数6安打と結果を出した。打順もポジションもその他の選手との兼ね合いで流動的だが、快音を響かせることに期待がかかる。 東北楽天ゴールデンイーグルス対読売ジャイアンツ 楽天はセ・パ交流戦で4カード連続勝ち越しと勢いがあり現在首位を走っている。中継ぎ陣では酒居知史、宋家豪、鈴木翔天、則本昂大がいずれもセ・パ交流戦では防御率0.00と安定している。このカードでも絶対的な中継ぎ陣にリードを保って繋ぐことができるか。読売ジャイアンツは丸佳浩が打率2割9分9厘と3割目前にまで迫っている。ベテランに差し掛かったリードオフマンはこのカードでもチームを牽引することに期待がかかる。 埼玉西武ライオンズ対広島東洋カープ 7連敗中の西武は今井達也にカード初戦の先発を託す。前回の登板で今井は9回2死でマウンドを降りる悔しい結果となったが、9回途中3失点、10奪三振と堂々たる内容だった。チームの連敗を止める投球に期待がかかる。セ・リーグ首位の広島は秋山翔吾が前の試合で3安打猛打賞と気を吐いた。打率も2割8分8厘まで上げてきている。リードオフマンとしてこのカードでもチームを牽引することができるか。 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ ロッテは指名打者を誰にするのか注目が集まる。ポランコ、ソトの両外国人選手に角中勝也といったベテランの起用も考えられるなかで、吉井理人監督はどのようなオーダーを組むか。DeNAは筒香嘉智が規定打席に届いていないものの、本塁打はチーム2位タイの5本塁打でOPS.884と文句なしの活躍。このカードでも豪快な打撃に期待がかかる。 オリックス・バファローズ対阪神タイガース 5連勝中のオリックスは西川龍馬が、3試合連続で先制タイムリーヒットを放つなど絶好調。交流戦打率3割2分6厘はチームトップで12球団9位につける。このカードでも同様の打撃でチームを勝利に導くことができるか。一方の阪神は3連勝中。3番で起用されている森下翔太が7試合連続安打中と調子を上げてきている。昨年の日本シリーズで新人最多となる7打点を挙げたオリックス相手に再び同様の活躍を期待したいところ。 福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ ソフトバンクは柳町達が交流戦打率4割1分5厘と気を吐いている。前のカードでは13打数7安打と手がつけられなかった。このカードでも快音を響かせることに期待がかかる。セ・リーグ最下位のヤクルトだが、先週は5勝1敗と大きく勝ち越した。今週も週頭の先発となる吉村貢司郎が流れを作りたいところ。