紅白歌手・三山ひろし、上京前は「ガソリンスタンドで仕事」 デビュー秘話を告白
10年連続出場した紅白で「けん玉ギネス世界記録」達成
歌手の三山ひろしが2日、BS11『鶴瓶のええ歌やなぁ』(木曜午後8時)に出演し、師匠である松前ひろ子との出会いとデビューまでの経緯を明かした。 【写真】三山ひろしが師匠として敬愛する松前ひろ子らとの集合ショット 三山は昨年大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』に10年連続で出場。「けん玉ギネス世界記録」に挑戦し、昨年のリベンジを果たしたことでも話題を集めた。そんな三山は25歳で上京。それまでは地元・高知県で「ガソリンスタンドで仕事をしていた」そうだ。 当時から、地元では「カラオケ大会に出ている歌のうまい人」として認知されていた。三山自身も歌手志望だったが、生活のために働く日々。そんな折、「日銭を稼ぎたい。雇ってくれるなら、どこでも」とライブレストランのウエイターに応募すると、偶然にも、その店のオーナーが松前だったという。 このエピソードにMCの笑福亭鶴瓶らが驚くと、三山は採用から約2週間後、松前に「歌を歌ってるそうじゃないの。ちょっと歌ってみなさいよ」と興味を持たれたことを回想。三山は「わかりました」と祖母の影響で覚えた三橋美智也さんの『赤い夕陽の故郷』を歌ったところ、「この子、イケるんじゃないか……」と感じた松前から付き人生活を提案されたそうだ。これには鶴瓶も「ええところに付いたなぁ」と感心。三山自身も「見ることやること、全部が初めてのことばっかりで。修行生活、つらいっていう人もいますけど、僕、めちゃくちゃ楽しかったんですよ」と下積み時代を振り返った。
ENCOUNT編集部