ドジャース対パドレス　7回、ファンからボールが投げられ、審判に抗議するパドレス・プロファー（中央）（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ：ドジャース2－10パドレス＞◇第2戦◇6日（日本時間7日）◇ドジャースタジアム 【動画】パドレス・プロファー“本塁打キャッチ”ドジャースファンを前にピョンピョン 　パドレスのマニー・マチャド内野手（32）が、騒然とした雰囲気でチームを団結させた。 　4－1とリードして迎えた7回、左翼手プロファーへドジャースファンからボールが投げ込まれた。プロファーは1回の守備で、ベッツの大飛球をホームランキャッチ。その際にドジャースファンから激しく声を発せられていた。 　安全確保のために試合は中断。シルト監督と先発のダルビッシュ有投手（38）らナインが審判団へ詰め寄ると、今度はドジャースファンからグラウンドに缶が投げ込まれた。 　約10分後に試合は再開。騒然とした雰囲気の中でダルビッシュが無失点で抑えると、攻撃の前に一塁ベンチでマチャドがメンバーを集めた。円陣を組んで気合を入れ直すと、打線は大暴れ。8回にメリルとボガーツの2者連続弾を放つと、9回にもヒガシオカとタティスにアーチが飛び出した。 　敵地で吹いた“逆風”にナインが奮起。ドジャース投手陣から13安打6本塁打で10点を奪った。8日（同9日）からの本拠地ペトコ・パークでの2連戦に弾みをつけた。