<武藤経産相>「ただちに電力需給に影響しない」と認識示す 『女川原発2号機』“原子炉停止”について
ミヤギテレビ
武藤経済産業相は、東北電力の『女川原発2号機』が4日原子炉を停止したことについて、「ただちに電力需給に影響しない」との認識を示した。 【解説】『女川原発2号機』なぜ原子炉停止にいたったのか?キーワードは「中性子」 『女川原発2号機』は、東日本大震災で停止して以来 13年余りを経て10月29日に再稼働した。 東北電力は、3日に発電を再開する予定だったが、原子炉内に入れる計測機器にトラブルがあったことから、4日に原子炉を停止し現在原因を詳しく調査している。 原子炉を再び起動させる時期は、現時点では未定。 武藤容治経済産業相 「この電力需給についても、予備率を10%以上確保してるということで、この見通しは女川原発2号機を計上していないレベルですから、このため延期になって電力需給によって直ちに影響が生じるとは承知してません」 武藤経産相は、5日の会見でこのように述べ、女川原発の発電開始が延期されても、「電力需給に直ちに影響が生じない」との認識を示した。 不具合の検査について、武藤経産相は東北電力に対して「工程ありきではなく、丁寧に作業を確認しながら、安全最優先でプロセスを進めてほしい」と求めている。