【速報】「まだ実感がわかないが…多くの県民の支援で当選した」再選果たした斎藤元彦氏が一夜明け会見 文書問題は「対応は適切で問題はなかった」職員とは「謙虚さを胸に刻んでやる」
11月17日に投開票が行われた兵庫県知事選で、失職して出直し選に挑んだ斎藤元彦前知事が再選を果たしました。一夜明け斎藤氏が会見を行い、「まだ実感がわかないが、多くの県民の支援で当選した」などと心境を語りました。 【LUVE】斎藤氏が一夜明け囲み会見 兵庫県知事選で当選を果たした前知事の斎藤元彦さん(47)は、110万票あまりを獲得し、前尼崎市長の稲村和美さん(52)ら新人6人を破りました。 (斎藤元彦氏・17日)「本当にうれしく思います。県職員の皆さんとの関係も、もう一度再スタートし、県議会の皆さんとも政策を前に進めていく」 県職員へのパワハラ疑惑などで告発を受けた斎藤さんは、県議会で全会一致で不信任決議を可決されて失職。無所属で出直し選挙に臨み、改革の継続を訴えていました。 斎藤氏は一夜明け囲み会見を行い「少しまだ実感がわかない面もある。大変厳しいところからのスタート、多くの県民からの支援できのう当選しました。ここまでの選挙戦を皆さんの力でできたことは嬉しく思います」と話しました。 そのうえで、「来年度予算編成案に向けて力を入れていくことが大事」と話しました。 さらに文書問題については、「県としての対応は適切で問題はなかった。百条委の調査は引き続き続いている。必要に応じて協力していく」と話しました。 また、市長会との向き合いについては「問題はないと思う。これからが大事なとき。市や町との連携が大事なので、しっかりやっていく」などと話しました。 県職員と今後どのように向き合っていくかについては「感謝の気持ちと謙虚な思いを抱いて、より丁寧な対話もしていく。謙虚さを胸に刻んでやる」と述べました。
県民からは様々な声
兵庫県民の声は… (60代)「よかったと思います。このまま続けていただきたいと思う」 (50代)「少し残念な気がします。職員も亡くなられていますが、その点についてきっちり説明されていませんでしたので」 (20代)「何かあったから不信任になったと思っているので、SNSでは(問題が)もうなかったことにされていたりとか、どっちが本当なんだろうと」 投票率は55.65%(前回比+14.55ポイント)で、JNNの出口調査では30代までの有権者の6割以上が斎藤さんに投票したと回答。若い世代から支持を得た斎藤さんが再び県政の舵を取ります。