「乗るのも見るのも大好き!」THE ALFEE・高見沢俊彦“持てる新幹線”に大感激!
所有するギターの数は570本以上という、高見沢の手元に新たなコレクションが加わった。自身にとって「初めての“アルミ製ギター”」というその1本は、なんと新幹線からできていた。 【写真】廃車になったN700系の車体を再利用したギター
「新幹線で作ったギターだから、テンポが早い曲がいい」
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)と東海楽器製造株式会社は、12月20日に東海道新幹線のアルミ素材を再利用したエレキギター『Re:A-700 Talbo』を発表。廃車となったN700系の新幹線を解体した後、塗装などを取り除いて抽出した高濃度のアルミ合金を使用したもので、東海道新幹線60周年にちなみ限定60本を予約販売する。 販売に先立ちお披露目会と新幹線車両内での贈呈式が行われ、少し早い“クリスマスプレゼント”を受け取ったのは今年50周年を迎えた人気バンド・THE ALFEEの高見沢俊彦だ。570本以上のギターを所有するほど“ギターに目がない”高見沢だが、実は「日本の新幹線は世界一」と力説するほどの新幹線好き。 白地に青いラインとN700系の車体カラーが再現されたギターに、「新幹線を持ってるよう」と大興奮。コレクションは木製のギターがほとんどで、アルミ製は初めてだと話し、「軽くて弾きやすい。新幹線で作ったギターだから、テンポの早い曲がいいですね」と軽快に音を鳴らした。 新幹線の車体を利用した再生アルミは、アルミを新製する場合に比べCO2排出量を97%削減できるなど環境負荷の軽減が可能。これまでにも、少年野球のための金属バットや建築資材にも活用しており、ギターは今回が初めて。「金属製だとノイズが少ない」(鈴木崇仁・東海楽器製造株式会社取締役)といい、JR東海代表取締役副社長の中村明彦氏は「夢のある音楽を奏でる人に手にしてほしい」と話した。