グループ名改名で再スタートも…すでにやり切った感しかないSUPER EIGHTの気になる〝今後〟
3月4日、フジテレビはSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントの4つの冠番組を終了させることを発表した。『KinKi Kidsのブンブブーン』、『TOKIO』の『トキタビ』、『Hey! Say! JUMP』の『いただきハイジャンプ』とともに『SUPER EIGHTの あとはご自由に』も「いったん終了」することが明らかになった。 【画像】どうした…?報道陣のカメラを前にめっちゃあわてる丸山隆平と通常運転の横山裕 旧ジャニーズ事務所の人気グループ『SUPER EIGHT(スーパーエイト)』は故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて2月4日にグループ名を『関ジャニ∞』から改名したばかり。同番組も『関ジャニ∞の あとはご自由に』から改題して放送されていた。もう1つの冠番組だった『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)も4月から『EIGHT-JAM』に改題されることが発表されている。 「新グループ名はファンから公募したそうですが、まるで、K-POPグループのよう。とても旧ジャニーズのグループとは思えない名称だとファンの間でも賛否が巻き起こりました。 デビュー当時に8人いたメンバーは、内博貴(37)、渋谷すばる(42)、錦戸亮(39)がすでに脱退。現在は横山裕(42)、村上信五(42)、丸山隆平(40)、安田章大(39)、大倉忠義(38)の5人編成です。それでも、『EIGHT』にこだわるのは、ファンの呼び名が『eighter(エイター)』で、東京・赤羽の八幡神社はグループのファンにとって勝手に〝聖地〟になっていることなどから、ファンに配慮したのでしょう」(レコード会社関係者) 1月24日には、通算50枚目および『関ジャニ∞』名義で最後のシングルとなる『アンスロポス』を発売。’22年までNHK・紅白歌合戦に11年連続11回目の出場を果たした。さらに、’22年12月から’23年1月にかけては、約3年ぶり通算9度目となるドームツアーを開催。すでに、グループとしてできることはやり尽くした印象さえある。 「デビュー以来、グループの中でメインボーカルを務め、歌唱力が抜群だった渋谷が’18年7月に脱退したのはダメージが大きかった。さらに翌年9月には人気メンバーだった錦戸も脱退。そのころから、グループの活動休止説が浮上するようになっていました(芸能記者) 旧ジャニーズからタレントのマネジメント業務などを引き継ぐ新会社『STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)』は3月2日、公式サイトで4月と5月に事務所としての記念コンサートを開くことを発表している。 同公演は4月10日に東京ドーム、5月29、30日に京セラドーム大阪で行われ、『SUPER EIGHT』を含む12組が出演する。グループ名改名後、初の大舞台となりそうだが、その後の『SUPER EIGHT』のグループとしての活動はかなり縮小気味になりそうだという。 「一時期は脱退&退所もうわさされた大倉は、横山とともに関西ジュニア(旧関西ジャニーズJr.)出身のユニットである『なにわ男子』『Aぇ! Group』『Lil かんさい』をプロデュースしている。2人は今後、さらにプロデュース業に力を入れることになりそうで、関西ジュニアからも新グループが誕生するでしょう。 村上信五はすでにMCとしての地位を確立しており、今後も新たな番組のオファーがありそう。丸山と安田は俳優としてのソロ活動を増やすことになるでしょう。ただ、ファンクラブの収益の関係があるので、活動休止状態になることはあっても、解散することはないはずです」(同) 5月末の地元・大阪での『STARTO』の記念コンサートは『SUPER EIGHT』にとって何か大きな節目になるのかもしれない。
FRIDAYデジタル