北陸放送

15日午後6時までの最新の被害状況です。 地震による犠牲者は222人に上っていて、最も多い珠洲市が99人、輪島市で88人、穴水町で20人などとなっています。このうち震災後にけがや病気が悪化し、亡くなったとみられる災害関連死は、新たに能登町で1人が確認され、合わせて14人となっています。また、安否が分かっていない人は輪島市で18人、珠洲市で4人の合わせて22人です。 【写真を見る】能登半島地震 石川県内で死者222人・安否不明者は22人 断水は能登中心に依然5万世帯以上で続く…（15日午後2時時点） 集落の孤立も依然、続いています。最も多い輪島市では8地区、珠洲市では5地区、能登町で2地区のあわせて15地区で、415人が孤立したままです。 避難している人は輪島市で149か所に6300人余り、珠洲市で49か所に3100人余り。県全体ではおよそ1万6000人余りとなっています。 一方、15日午後2時までに2次避難所への中継地点となる、いしかわ総合スポーツセンターなどを利用した避難者は累計で583人、2次避難所に移った避難者は、26の施設に累計で1097人となっています。 停電の情報です。午後5時半の時点で、輪島市で5200世帯、珠洲市で2400世帯などとなっていて、依然として6つの市と町のおよそ8600世帯で電気が止まったままです。 断水の情報です。七尾市で2万400世帯、輪島市で1万世帯、志賀町で8800世帯など依然、8つの市と町の広い範囲であわせておよそ5万5510世帯で断水が続いています。 馳知事 「同意が得られた23名の方をのちほど18時より公表します」 また石川県は、能登半島地震により亡くなった方の氏名などについて、15日以降、遺族の同意が得られた方から公表することにしていて、午後6時に23人の氏名を明らかにしました。