ナポリでの初勝利に晴れやかなコンテ監督、愛弟子ルカク獲得にも前進で上機嫌?「シメオネたち頑張ってたな」
ナポリのアントニオ・コンテ監督が今季初勝利を振り返った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 【動画】コンテ監督が称えたディ・ロレンツォのダイナミック先制弾 ナポリは25日、セリエA第2節でボローニャとのホームゲームに3-0と勝利。主将ジョバンニ・ディ・ロレンツォの先制点を皮切りに、後半はクヴィチャ・クワラツヘリア、ジョバンニ・シメオネが追加点を決めた。 開幕戦の0-3完敗から一週間、コンテ監督は「ヴェローナ戦が終わった直後から、今日の試合で卓越したリアクションを示すと、全員で誓った。ナポリのファンがクラブに本能的な愛を持っていることも知れてよかった」と満足げ。 「私とすれば、最初の3ポイントをもって、ようやく旅の始まり、出発地点だ。ナポリを率いて“マラドーナ”で指揮する事実に改めて興奮させられた。重要な相手ボローニャに対する3ポイントだし、ひとえに嬉しいよ」 一方で、クラブへの獲得リクエストが実ったとされる愛弟子、チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク(31)について問われると、「話せることは何もない」としつつ、勝利のおかげか、晴れやかに既存アタッカーを褒め称える。 「クラブとして、移籍市場をできるだけ早く閉じられることを願う」 「チームの一体感と類稀なる錬金術…この両輪は簡単なことではないと理解しているが、とにかく今は話せることがない。ネレスのように、公式で何かが決まればなんでも話してやるさ」 「重要なことは、今日ジャコモ・ラスパドーリとジョバンニ・シメオネがよく頑張っていたことではないか? もちろんクヴァラにも満足だ。彼らの努力がひとつ実った活躍だよ。今日のよな彼らを就任当初から望んでいた」 「守備の局面では、アレッサンドロ・ボンジョルノ、ディ・ロレンツォも出来が良かったと言える。アレッサンドロはとにかく強く、獲得してよかったと素直に思う。ジョバンニもただただ素晴らしかった」 「正直言って、今日の3ポイントで予想以上に興奮しているが、それでも単なる出発点。先週の敗戦から頭を下げず、気持ちを切らさなかった選手たちに、私は信頼を寄せている。誰もが1人で旅路を歩むことはできない」
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