ヤクルト高津監督も感嘆「一番すごいのは精神力、心」42歳青木宣親が今季初スタメンで2安打&NPB初のライトの守備も
◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-3ヤクルト(6日、神宮球場) ヤクルトの42歳青木宣親選手が6日の阪神戦で2番ライトで今季初スタメン。2安打を放つなど、高津臣吾監督は「この年までやること自体がすごい」と目を細めました。 今季は西川遥輝選手の加入もあり、代打の出場が続く青木選手。3回に先制点につながる四球で出塁。その後は同点の5回にレフトへヒット、2点を追う7回にはレフトへ2ベースを放ちチャンスメーク。スタメン出場に応え、2安打を放ちます。この2本で、西武の松井稼頭央監督の日米通算安打2705本(日本2090本、米615本)を抜き、日米通算2706本(日本1932本、米774本)となります。さらに守備では、日本球界では初めてライトの守備へ。42歳のベテランが、チームをけん引しました。 チームはこの日も敗れ4連敗。故障者も多く苦しい状況は続きます。高津監督は「チームに活気というか変化を求めて、西川遥輝も出っぱなしだったので、いいチャンスだと思って使った。元気に頑張ってくれましたね」と話し、「この年までやること自体がすごい。スタメンもすごいわけで、一番すごいのは精神力、心」とその姿に目を細めました。