あなたはもう行った? 最先端の街・原宿で楽しむ、昔ながらの銭湯体験「小杉湯」
【銭湯女子 熊谷実帆アナウンサーの「一湯一会」 第七湯】 銭湯大好き! ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサーが、あなたもきっと行きたくなる珠玉の銭湯情報をお届けします みなさんにとって原宿はどんな街でしょうか? 秋田から上京した私にとって原宿は夢の世界! 新しいものは何でもそろっていて、訪れるたびに発見がある大好きな街。学生時代アルバイト先として選んだのもその憧れの原宿でした。 そんな原宿の神宮前交差点に2024年4月、「ハラカド」という新しい商業施設がオープンしました。地下1階から7階の屋上テラスからなる新商業施設で、75店舗が入ります。海外の方にも喜ばれそうな日本らしいグルメやファッションを楽しめるお店はもちろん、原宿の街を見下ろす緑豊かな屋上テラスも美しく、東京観光の新たな観光スポットとして注目を集めている場所です。
そんな「ハラカド」で特に注目したいのが原宿で銭湯体験が楽しめる「小杉湯原宿」。今日はその魅力を原宿も銭湯も大好きな私がお伝えします! 小杉湯は昭和8年創業、高円寺にある老舗銭湯です。初代から受け継がれてきた「ミルク風呂」が名物。真っ白なお湯にじっくり浸かると、湯上りはやわらかお肌になった気分。 「ミルク風呂」の入浴剤も販売されるほど大人気!
そんな 小杉湯がなぜ原宿にもオープンすることになったのか、小杉湯三代目の平松さんにお話を伺いました。 今回の「小杉湯原宿」はいわゆる原宿のイメージにぴったりなファッショナブルな銭湯を作るのではなく、小杉湯が高円寺で代々受け継いできた「“きれいで、清潔で、きもちいい”湯を沸かすこと」というシンプルな思いを大切にしたそうです。 お湯に入ってほっとする時間をこの原宿でも提供したいという純粋な思いが原宿での銭湯誕生につながりました。
小杉湯のミルク風呂にたっぷり浸かったあとは、休憩スペースでほっと一息つきましょう。嬉しいのが湯上りの休憩スペースが広々としていること。畳の香りに癒されながら寝っ転がったりストレッチしたり、はたまた読書をしたり……思い思いの時間をお過ごしください。