富士山閉山 富士山本宮浅間大社で閉山式 静岡・富士宮市 静岡県は新たな条例制定を検討へ
富士山は9月10日閉山日を迎え、静岡県側、山梨県側ともに2024年の夏山シーズンを終了しました。 富士山世界文化遺産の構成資産のひとつ富士山本宮浅間大社では、登山シーズン終了に合わせて、閉山祭が開かれました。 富士宮市の須藤秀忠市長や地元関係者およそ60人が出席、神職が祝詞をあげた後玉串を奉納しました。 2024年は前年より4人多い6人の登山者が亡くなっています。 ●富士山本宮浅間大社 権禰宜 畠山裕成さん: 「(今年は)弾丸登山がけっこう目立ったかと思いますので、救助も増えることがありますので、そういったこと(弾丸登山)を少なくしていければと思います」 ●富士宮市 須藤秀忠市長: 「富士山の怖さを知ってほしい。あまりにも気軽に富士登山ができると思っている方が多いようですから、そういうことについて注意していきたいと思う」 山梨県に比べて静岡県の規制が緩いことから、静岡県は2025年に向けて、通行料の徴収や通行時間の規制などを検討する方針を示しています。