フェリー運航会社が従業員に行った懲戒処分などが不当労働行為では 県合同労働組合が県労働委員会に救済申し立て【徳島】
フェリー運航会社が従業員に行った懲戒処分などが不当労働行為だとして、従業員が加入する労働組合が徳島県労働委員会に救済を申し立てました。 申し立てを行ったのは、オーシャン東九フェリーの運航会社「オーシャントランス」の50代の甲板長らが加入する、徳島県合同労働組合です。 申し立て書や組合によりますと、甲板長は、「おととし4月会社から不当な戒告処分を受けた」などとして、2023年9月に全国海員組合に苦情申し立てを行いました。 2024年8月、この甲板長は懲戒解雇となりました。 組合は、「会社は苦情申し立ての報復として、甲板長に処分を行った」などと主張し、処分の取り消しや謝罪などを求めて、10月30日に徳島県労働委員会に救済を申し立てました。 オーシャントランスは、四国放送の取材に対して、「書面が届いていないので、コメントできない」と、しています。