「踊る大捜査線 N.E.W.」2026年公開決定 織田裕二のシリーズ主演は14年ぶり 青島が室井の思い継ぎ事件追う
映画「踊る大捜査線」シリーズの新作が俳優、織田裕二(56)主演で2026年に公開されることが4日、分かった。タイトルは「踊る大捜査線 N.E.W.(エヌ・イー・ダブリュー)」。織田主演の作品公開は14年ぶりだ。公開中の「室井慎次 生き続ける者」(本広克行監督)でエンドクレジット後に織田演じる刑事・青島俊作がサプライズ出演し、新作への期待が高まる中での吉報となった。ついに、青島がスクリーンに帰ってくる! 【写真】柳葉敏郎、主演映画2部作の後編公開に涙「悔いなく室井慎次の人生を送ることができた」 4日午後9時。公開中の2部作「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」の公式サイトに突如映像が流れた。踊るシリーズのメインテーマ曲「Rhythm And Police」とともに浮かび上がったのは、「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」「NEXT.EVOLUTION.WORLD.」「2026」の文字。続いてトレードマークの緑のコートを着た青島が登場した。 場所は俳優、柳葉敏郎(63)扮する元警察の室井が住む故郷・秋田の自宅近く。青島のスマートフォンに着信があり「はい、青島です」と緊迫感あふれる表情。新作タイトル「踊る大捜査線N.E.W.」が発表され、再び「え? 今っすか?」と戸惑う様子が流れると、最後は「事件だ!」の文字が躍った。 「踊る大捜査線」シリーズは1997年、織田主演でフジテレビ系連続ドラマを放送。98年以降に映画8作が公開され、累計興行収入は500億円を突破。2003年の「―THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は実写邦画歴代1位の興収173.5億円を記録した。 織田は「-生き続ける者」の終盤に、今回の新作発表映像と似たシチュエーションで出演しているが、シリーズの作品に主演するのは12年公開の「-THE FINAL 新たなる希望」以来14年ぶり。物語を含む詳細は不明だが、室井から思いを託された青島が、どんな事件に挑むのか注目される。