能登豪雨で被災した診療所を支援 日医 - 支援金2,000万円を県医師会へ
日本医師会の茂松茂人副会長は25日の定例記者会見で、記録的豪雨に襲われた石川県の能登地方で被災した診療所などの復旧支援のため同県医師会に2,000万円の支援金を送ると述べた。【渕本稔】 日医によると、県内の病院など3施設で浸水や断水などの被害があったものの、現在はいずれも復旧しているという。ただ、これには無床診療所は含まれていない。 茂松副会長は会見で、輪島市では床上浸水や床下浸水など深刻な被害が発生している診療所が5件あり、診療困難に陥っていると明かした。その中には、付近の中学校で診療を始めた診療所もあるという。 茂松副会長は、同県医師会に2,000万円の支援金を寄付するとともに、ホームページなどを通じて全国の医師会や会員、国民にも広く支援を呼び掛けるとした。
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