400人が踊りの帯…港町を優雅に彩る 福井・三国で「帯のまち流し」
三国節に合わせ、港町の細く長い道を踊り流す「帯のまち流し」が10月5日夜、福井県坂井市三国町旧市街地であった。浴衣や法被姿の踊り手約400人が帯のように連なり情緒たっぷりに町並みを彩った。 5、6日に三国湊一帯で開催されている催し「北前ストリーム」の一環で行った。同市三国町旧市街地の上西区山車小屋(石勝食堂前)-松ケ下区山車小屋(西光寺入り口)を踊り流した。 伝統的な町家が並ぶ通りは、あんどんや提灯がともされた。三味線や笛の音とともに、勇ましい男踊り、しなやかな女踊りが披露され、地元の子どもたちやカメラを構えた見物客らを沸かせた。
福井新聞社