松本さん不在、わずか5分で閉廷 傍聴希望のファンら殺到
人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)が「週刊文春」に名誉を毀損されたとして、損害賠償を求めた訴訟の初弁論には多くのファンらが詰めかけたが、本人の出廷はなく、わずか5分で閉廷した。 午前にあった19の傍聴席の抽せんにはファンら691人が並んだ。午後2時半から始まった審理。「被害を訴えた女性が誰か分からないと認否のしようがない」。松本さん側の弁護士がこう求めたのに対し、裁判長が書面にするよう指揮するなど淡々と進行した。文春側の喜田村洋一弁護士は閉廷後「女性は『金目当て』と批判されているのに、(女性の氏名などを)求めるのはおかしい」と批判した。