昨年王者メドベージェフも8強入り 盤石の勝ち上がりで2連覇に前進<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス4回戦が行われ、第3シードのD・メドベージェフが世界ランク50位のD・ケプファー(ドイツ)を7-6 (7-5), 6-0のストレートで破り、4年連続4度目のベスト8進出を果たした。 【アルカラス、シナー、メドベージェフらマイアミOP組合せ】 2021年と2022年に8強、昨年大会はマイアミ・オープン初タイトルを獲得したメドベージェフ。今大会はディフェンディング・チャンピオンとして出場し、初戦の2回戦で世界ランク86位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、3回戦で第30シードのC・ノリー(イギリス)を下しベスト16に駒を進めた。 この試合、メドベージェフはタイブレークで0-4とリードされるもそこから逆転し先取する。すると第2セットでは一方的な展開となり、ファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどケプファーに1度もブレークポイントを与えないプレーを披露。リターンゲームでは3度のブレークに成功し1時間29分で勝利した。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。 「彼(ケプファー)のように第1セットを失うこともあると思うんだ。彼はとてもいいプレーをしていたし、タイブレークで4-0になったことで、勝利に近づいていたと思う。あのようなセットを失うと、特にタフなポイントでは、エネルギーが落ちてしまうものだ」 準々決勝では第22シードのN・ジャリー(チリ)と対戦する。ジャリーは4回戦で第7シードのC・ルード(ノルウェー)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)らが8強入りを決めた。