（菅井貴子気象予報士が解説）午後6時30分現在 ◆雨雲の予想 　今夜遅くから道北で活発な雨雲がかかりそうです。 　札幌も、日付が変わるころから天気が崩れるでしょう。 　激しい雷雨のおそれがあります。 　少し寝苦しいかもしれませんが、就寝時は窓を閉めたほうが良さそうですね。 　あす6日(金)朝まで雨が残りますが、日中はすぐに回復しそうです。 ◆あす6日(金)の天気・気温 　朝は雨でも昼前から青空が広がるでしょう。 　北西の風がやや強く、秋の空気に入れ替わりそうです。 　最高気温は、前日より3～5℃低く、 　25℃を下回る所も多いでしょう。 　秋は、ひと雨降るごとに涼しくなるのも特徴です。 ◆日本一早い紅葉 　北海道の屋根と呼ばれる大雪山系の黒岳では紅葉が始まっています。 　9号目付近では、ウラシマツツジが赤く色づいています。 　例年だと1か月ほどかけて紅葉前線は山から麓に降りて行き、 　山肌が錦色に染まり美しい時期ですね。 ◆紅葉の見ごろ 　民間の気象会社ウェザーニューズ社が、 　全道各地の紅葉名所の見ごろを発表しました。 　大雪山系の旭岳でも9月14日ごろから、 　札幌市内の定山渓温泉や豊平峡ダムは10月中旬から見ごろになりそうです。 　葉の色は、秋に晴天が続き、寒暖差が大きいと、鮮やかになります。 　今秋の天候次第で、美しさが変わりますので、 　日々の天気や紅葉の様子にも注目したいですね。 ◆全道の週間予報　6日(金)～12日(木)　 　週末は、朝は冷えますが、日中は全道的に晴れて、行楽日和となりそうです。 　農作物も収穫期を迎えていますが、農家の方もお忙しいかもしれません。 　今年は、天候に恵まれて、豊作の作物も多いようです。 　来週にかけても、晴れる日が多く、帯広は30℃以上の真夏日がまだありそうです。 　ただ、一日の気温差が大きくなりますので、体調管理に気を付けて下さい。