モトサーフ世界選手権大会がマカオ・ハクサビーチで明日開幕…日本から4選手が出場
マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント社とマカオモトサーフ協会が共同主催するモトサーフ(MotoSurf)の世界選手権大会「2024年UIMマカオグランプリ・モトサーフ世界選手権フィナーレ」が明日(11月22日)から3日間にわたってマカオ・コロアン島のハクサビーチで初開催される。 モトサーフは2012年に登場した動力(コンパクトな2ストローク内燃エンジンまたは電気モーター)付きのサーフボード(ジェットサーフとも呼ばれる)を使用するウォータースポーツのひとつで、2019年に国際モトノーティック連盟(UIM)に正式認可され、動力を有することから従来のサーフィンと比較して環境や設備面の制約少なく、急速に世界各地へ普及しているという。 メルコリゾーツ&エンターテインメント社は11月21日、コタイ地区にある傘下のIR施設、シティ・オブ・ドリームズ・マカオで同大会の開幕前日会見を行った。今回のマカオ大会では7つのカテゴリーが設けられ、日本の4選手を含む世界22の国と地域から120人超のトップ選手が参加するとのこと。レース開催時間は現地時間の午前8時から午後5時(11月24日は午後4時まで)で、DJパフォーマンス等のイベントも含めて無料で見学することができるとした。
なお、モトサーフは2025年に中国・成都で開催される第12回ワールドゲームスで競技種目として初採用され、今大会の女子部優勝者がその最初の参加資格を得られることになっている。 今大会に出場する日本選手のひとり、侭田大輔選手は本紙の取材に対し、日本ではまだまだモトサーフというスポーツの存在がほとんど知られておらず、練習場所の確保など苦労も多いが、今回のような海外の大きな大会にできるだけ多く出場し、日本勢として結果を残すことで、認知を拡大していきたいと語った。