“元わたがし”VS“元世界1位コンビ”が激突へ 五十嵐「勝ちにいく」松本「明日こそ我慢必要」
「バドミントン・全日本総合選手権」(28日、武蔵野の森総合スポーツプラザ) 女子ダブルス準々決勝が行われ、福島由紀(岐阜Bluvic)、松本麻佑(ほねごり)組と、“元わたがし”の五十嵐有紗(BIPROGY)、桜本絢子(ヨネックス)がそれぞれ勝ち進んだ。パリ五輪後に結成した新ペア同士。準決勝で激突する。 18~19年に世界ランク1位を経験した福島と、18年世界選手権から2連覇した松本は、それぞれのペア解散を機に、パリ五輪後の秋にダブルスを結成した。一方の五十嵐も“わたがし”として混合ダブルス銅メダルを獲得した後、女子ダブルスに転向し、桜本と組んだ。 今大会は両組とも順調に駒を進め、4強入り。“元世界1位ペア”と、五輪銅メダルの“元わたがし”の対戦することになった。松本は「明日こそ我慢が必要。心の準備をして臨みたい」と意気込み、五十嵐は「(力を)試すというより勝ちにいく。相手のスピード、パワーをかわしつつ自分たちに展開に(したい)」と見据えた。