未利用魚を活用し新商品に 伊予農高生がサメとエイのレシピ提案(愛媛)
伊予農業高校の生徒が未利用魚として捨てられているサメとエイのレシピを生み出し、松山市南高井町のレストランで4日、プロの料理人らに提案した。今後はレストランやスーパー、コンビニなどに売り込む。 今年2月、学校がある伊予市の水産加工会社「北風鮮魚」(小池智教社長)が「サメとエイを商品にして地域の漁業者を守りたい」と伊予銀行を通じて同校に活用策を依頼。当時2年生だった生活科学科食物班の生徒8人がレシピ開発を進め、4品を完成させた。 レストラン「ピッツェリアマルブン南高井店」での提案には食物班の3人が参加。白身魚のようなサメフライとタルタルソースを合わせた「サメバーガー」と、エイの唐揚げに味付けしたキクラゲ、ネギなどをのせた「油淋エイ」を調理し、マルブンの真鍋明会長らに紹介した。
愛媛新聞社