【競輪】太田りゆが新橋SL広場に登場!競輪祭PRイベントでトークショー
小倉競輪場(福岡県北九州市)で19日から開催される、今年最後のG1小倉競輪祭&競輪祭女子王座戦のPRのため東京・港区の新橋西口 SL広場で15日、新橋イルミネーションフェスタ「競輪ステージショー」が行われ、競輪祭女子王座戦に参加する太田りゆ(30)=埼玉・112期=が登場。“聖地”でサラリーマンの目をくぎ付けにした。 黒のジャンパーにデニムのパンツで現れた太田の姿は自転車選手というより、ファッションモデルそのもの。壇上で、五輪にかけた気持ち、競輪祭への意気込みはもちろん、今後の人生プランなど多岐にわたってざっくばらんに、司会者との掛け合いもコミカルに、トークを展開した。 今年のパリ五輪女子ケイリンで9位。競技からの引退とガールズケイリンに専念することを発表した太田。「東京もパリも、自分の人生をかけていたのであっという間の時間だった。本気モードで人生の中で最高潮でした。4年に一度しかない世界のアスリートたちが戦う舞台にいられたのはうれしかったし、楽しかった。子供の頃からの夢だった」とナショナルチームでの生活を振り返った。 競技を退いた”ロス”を感じる間もなく、五輪から帰国した翌日の8月13日には、オールスターに参戦。そしてデンマーク・バレラップでのUCIトラック世界選手権での解説と、気持ちもそのまま下がることはなかった様子。直前に迫った競輪祭については「休みの後、体がしぼんで行くのを感じて、すぐにトレーニングしました(笑い)。(9月以降は)国内では負けなしですよ。(競輪祭は)優勝ならグランプリ出場ですが、一戦一戦を出し切りたい。来年はグランプリ出場、そして引退までには制覇したい」と抱負を語り「G1を獲って出場するのがいいですが、賞金を加算してドキドキ走るのも楽しいかも。ひとつ大きな夢が叶ったので、できないことはないでしょう」とすべてを前向きにとらえ、来年を勝負の年ととらえているようだ。 また将来は「太田ブランド」をたち上げたいと考えている。洋服、ファッションが大好きな太田。「競輪選手は『太ももが太い』とか言われるが、どんなスタイルでもきれいに着られる洋服をデザインできればいいな」。3つ目の夢は、まだまだこれからだ。
報知新聞社