「早く勝ちたかった」平田憲聖が今季初勝利 3打差2位に小平智と23歳・前田光史朗
◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(14日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7096yd(パー71)◇晴れ(観衆3819人) 【画像】こんなところに「ソニック」が… 23歳の平田憲聖が今季初勝利を挙げた。首位スタートだったこの日は5バーディ、2ボギー「68」でプレー。通算19アンダーまで伸ばし、混戦の2位以下に3打差をつけて振り切った。2023年7月の国内メジャー「日本プロ」以来のツアー3勝目。 後続に2打差をつけてスタートし、前半のうちに3つスコアを伸ばして試合を優勢に進めた。「16番で初めてボードを確認して、2位と3打差あった。そこでパーパットを決めて初めて(優勝を)意識しました」という。 シーズン前半戦での1勝は、恵庭CCで行われた「日本プロ」と同じ北海道で飾った。今大会までにトップ5が2回。「ことしは早く勝ちたいと思っていた。悔しい思いもしてきたし、本当にうれしいです」と喜んだ。 今季国内ツアー2戦目の小平智と23歳の前田光史朗が3打差の2位に入った。前日6位の小平は6バーディ、1ボギーの「66」。ツアー未勝利の前田は12位から7バーディ、1ボギー「65」をマークした。 吉田泰基が15アンダー4位。 平田と初の同学年最終組対決に挑んだ蝉川泰果は3バーディ、2ボギー「70」と失速し14アンダー5位。前日に「63」を出した宮里優作、国内6勝の近藤智弘らも5位で終えた。 51位から出た石川遼は1イーグル、6バーディ、1ボギー「64」でこの日のベストスコアを記録。9アンダー28位まで順位を上げた。 前日を1バーディ、7ボギー「77」としていた堀川未来夢は第3ラウンド終了後に棄権した。 <上位成績> 1/-19/平田憲聖 2T/-16/小平智、前田光史朗 4/-15/吉田泰基 5T/-14/鍋谷太一、近藤智弘、杉山知靖、小斉平優和、宮里優作、蝉川泰果