「無人100円そば」SNSで話題に 沖縄・名護市久志 スープにこだわり、土日限定
【名護】名護市久志区の閑静な国道329号沿いで、土日のみ販売される「無人100円そば」が話題だ。利用客が交流サイト(SNS)に「100円で、このおいしさ」と、投稿したことで話題が一気に広がった。週末に近隣で開催される久志フリーマーケットの訪問客も立ち寄っている。 【動画あり】「ハブを食す!」営業は月イチ、限定“ハブ”そば おいしいの?毒はないが癖になる
販売主の新川章子さん(久志区)が早朝から数時間かけて、鶏ガラなどからだしを取り、あくも除きながらコトコト煮込んだ秘伝のスープは格別のおいしさだ。日に数回、「おいしいという評判を聞いて来ました」との声を直接聞くという新川さん。リピーターもおり中南部からもこの味を求めて訪れる客がいるという。特製の「ジーマミ豆腐」も150円で提供している。農家から仕入れた安価な野菜は毎日、販売している。 新川さんは「お客さまの喜びが自分の喜び。価格高騰の折、売り上げが目的ではないので、たくさんの人に食べてほしい」と意気軒昂に話した。 (池辺賢児通信員)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd