飲食店でのバイト中に外国人客から「チップ」をもらい店長に渡しました。友人から「もらっていいのでは?」と言われたのですが、どうなのでしょうか?
チップを受け取るときの注意
チップを受け取る際に注意したいのは、税金です。個人で受け取ったチップは一般的に、税法上「雑所得」として扱われます。課税対象である点に注意しましょう。会社の売り上げにする、他の従業員で分ける場合は会社の収入となり、課税対象となります。 飲食店などで、チップを受け取ることは問題ありません。しかし、販売業や引っ越し業で客からチップを受け取る場合は注意が必要です。 客側が「労働の対価として報酬を渡した」のであれば、それはチップではなく報酬となります。チップではなく報酬となった場合は個人で受け取ることはできないため、必ず会社の売り上げに計上しなくてはなりません。 チップなのか報酬なのか判断に迷った場合は、上司に相談することでトラブルを避けられます。
チップをもらったときは店長に相談しよう
日本の飲食店でアルバイトをしていても、外国人客からチップを受け取ることもあります。本来チップは個人で受け取ってよいものではあるものの、日本ではルールがはっきりしていないケースも多いです。初めてチップを受け取った際は、店長に相談することでトラブルを防げるでしょう。 また、チップは雑所得として課税対象となり、報酬として受け取った場合は個人で受け取れませんので、注意点を考慮し、受け取ったチップを適切に扱うようにしてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部