ドジャースのユニホーム姿をインスタグラムに投稿したスネル

　連覇に向け、ドジャースがＦＡの大物先発投手を手にしたようだ。複数の米メディアが２６日、ジャイアンツからＦＡとなったブレイク・スネル投手（３１）と５年総額１億８２００万ドル（約２７７億円）で合意したと報じた。スネル本人もインスタグラムでドジャースのユニホームを着用した自身の写真を掲載した。 ◆大谷翔平の妻・真美子さん、デコピンを抱きながらガッツポーズ【写真】 　「ジ・アスレチック」の報道によれば、契約金のいくらかは「後払い」だというが、ドジャースは２年連続で巨額契約を結んだ。大谷翔平とスポーツ史上最高の７億ドルで獲得した際の「後払い」契約が、ドジャースの大補強を可能にしているともいえる。 　ドジャースは、来季の先発ローテーションにけがから復帰する選手が多く、トップクラスの先発をＦＡ市場で狙っていた。その成果が、サイ・ヤング賞２度を誇る好左腕スネル。大谷翔平、山本由伸、グラスノーの３本柱にスネルの名前も加わり、超強力４本柱を形成だ。 　世界一を狙う相手チームもたまったものではないだろう。ヤンキースの番記者、ゲーリー・フィリップス記者は「この４人の中の１人しか投げていないのに世界一になったのに…」と自身のＳＮＳでつぶやき、驚きを隠せなかった。 　今の布陣に加えて、ドジャースは佐々木朗希を狙うとみられる。今季、ドジャースは先発陣が相次いでけがをした。その教訓からか、先発は何人いてもいいという、編成の考えもあるのかもしれない。