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　首都圏で相次ぐ強盗のうち、10月16日未明に千葉県白井市の住宅に複数の人物が押し入り、住人女性2人に重軽傷を負わせ現金などを奪って逃げた事件で、千葉県警は5日、翌17日に起きた千葉県市川市の住宅強盗事件で起訴された男2人が、この白井市の事件にも関与した疑いが強まったとして強盗致傷容疑などで再逮捕した。 　再逮捕されたのは、藤井柊被告（26）＝愛知県春日井市＝と高梨謙吾被告（21）＝横浜市旭区。 　2人の逮捕容疑は仲間と共謀し、10月16日午前1時半～4時ごろ、白井市の住宅に侵入。この家に住む親子の70代女性と40代女性に、顔を殴ったりベルトのようなものでたたいたりする暴行を加え「カネはどこだ」などと脅し、現金約26万円などを奪いけがを負わせた疑い。 　県警捜査1課によると、奪われたのは現金の他に、軽乗用車や車の鍵など8点。70代女性は小指を骨折するなどの重傷。40代女性は顔に打撲を負った。 　藤井被告は「顔を殴ったり脅迫はしていない」と、容疑の一部を否認。高梨被告は黙秘している。 　藤井被告は犯行に関わった経緯として「生活費がなかったのでSNSで高収入の仕事を探した」と供述。「報復が怖くて、指示に従うしかない状況になり、指示されるがままに事件を起こしてしまった」とも話しているという。