常陸大宮の緊縛強盗 容疑でベトナム人の男3人逮捕 茨城県警
茨城県常陸大宮市で6月に起きた強盗事件で、県警大宮、結城、常総の3署と県警捜査1課の合同捜査班は20日、強盗と住居侵入の疑いで、住居不定、無職、被告の男(33)=入管難民法違反(不法残留)などの罪で起訴=らベトナム国籍の男3人を逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。 ほかに逮捕されたのは同県龍ケ崎市、自称解体工、被告の男(30)と同県結城市、無職、被告の男(29)=いずれも同法違反(同)の罪で起訴。 逮捕容疑は6月14日午後9時半ごろ、常陸大宮市、無職、女性(90)方に押し入り、就寝中の女性を「静かにしろ、このやろう」などと脅し、粘着テープで手足を縛って口を塞いだ上、現金約3000円を奪い車で逃走した疑い。 同課によると、3人は知人同士。常総署が8月18日、別の事件で住所不定の男を現行犯逮捕した。県警の調べに対し、女性方の強盗事件への関与を示唆し、2人の男の関与も浮上。県警が10月までに、この2人を同法違反の疑いで現行犯逮捕した。 住所不定の男は見張り役で、ほかの2人が実行役とみられる。3人は技能実習生として来日していた。
茨城新聞社