栃木夫婦遺体「裏付けで殺人として起訴できる」元神奈川県警捜査一課長、平山綾拳容疑者が再逮捕
元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏が13日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で、殺人の仲介役とされて死体損壊容疑で既に逮捕された平山綾拳容疑者(25)が、殺人容疑で11日に再逮捕されたことについて、「直接、手を下したとはみてない」と私見を述べた。 鳴海氏は、平山容疑者について「殺人や死体遺棄の依頼を受け、本人は携行缶を買うなどいろいろと準備をしている。捜査本部は東京地検と連携して、供述などを裏付けていけば、殺人として起訴できると踏んでいる」と解説した。 この事件では5月7日までに、死体損壊の疑いで、夫婦の娘と内縁関係にある関根誠端容疑者(32)と、夫婦の知人の不動産業者である前田亮容疑者(36)、実行役とみられる姜光紀(20)、若山耀人(20)両容疑者、平山容疑者に指示を出したとされる佐々木光容疑者(28)の6人を逮捕している。この中で、関根容疑者が首謀者とみられている。