イ・スマン、招待受けるも「SMTOWN LIVE」不参加へ“記事を見て知った”
SMエンターテインメント(以下、SM)のイ・スマン元総括プロデューサーが、SM創立30周年記念コンサートに参加しないことが分かった。 10日、関係者によると、イ・スマンは11~12日にソウル九老(クロ)区高尺(コチョク)スカイドームで開催されるSM創立30周年記念「SMTOWN LIVE 2025 [THE CULTURE, THE FUTURE] in SEOUL」に参加しない。 イ・スマンは海外滞在中に報道を通じてSMからの招待を確認したことが分かった。彼の関係者は「コンサートに招待されたことを、記事を通じて知った」とし「招待状が登記郵便の形で届いた」と明かした。 これに先立ち、SMは昨年12月24日、Newsenに「イ・スマン元総括プロデューサーと共に、現在連絡可能な従来のSM所属アーティストを招待した」と知らせた。 彼を招待したことが知られる前に、SMが現所属アーティストではないが、過去に所属していたH.O.T.のトニー・アン、S.E.S.のBada、Fly to the Skyのファニなどをソウル公演に招待したことが伝えられた。 イ・スマンは2023年、SMの経営陣と経営権をめぐる紛争を繰り広げた。自身が所有していたSMの株式14.8%を2023年2月10日に、バン・シヒョク議長率いるHYBEに売却した。当時、HYBEは「イ・スマンさんの持分14.8%を4,228億ウォン(約458億円)で買収する契約を締結した」と明らかにした。 HYBEは、SMの買収を試みたが失敗。そして2023年3月、対内外の要因を総合的に考慮し、買収手続きを中断すると発表し、SMをめぐる経営権紛争は一段落した。 当時、イ・スマンは取材陣に送った手紙を通じて「私の名前にちなんで創立したSMが、今日で一つの時代を終えることになる。言いたいことがないわけではないが、私が昔、歌手として歌った曲『幸福』の歌詞がこのすべての過程を代弁してくれると思う。愛し、憎むそのすべてのことを見ないふりをして目をつぶって、無視して過ぎた日々を貧困と考え、幸せを描きながら今日も過ごす」と語った。 また「私はいつも夢を見ている。広野(KWANGYA)は私の新しい夢だった。この夢を悪意的に歪曲し、批判する方がいることを知っている。しかし、いつもそうであったように、私は未来に向かっていく。K-POPは、K-POPを超えて世界と共に楽しむグローバルミュージックに進化すべきだ。世界が共に楽しむ音楽の世界は、技術と音楽の組み合わせである必要があり、その目標は持続可能な世界に対する寄与であるべきだ。HYBEのバン・シヒョク議長に株を売却する時、心を決めることができたのも、このような部分で志を同じくしたからだ」とし、「私は今、海外にいる。グローバルミュージックの世界に没頭している」と付け加えた。 その後、イ・スマンは海外を拠点にESG(環境、社会、支配構造)事業などに邁進。昨年5月には、代表として在職している株式会社Blooming Graceを通じて、A2O Entertainmentの商標を出願したことに続き、「A2O Rookies」と命名した外国人練習生たちの映像を公開して注目を集めた。
ファン・ヘジン