【万博の課題】「めっちゃせかされる」「手が足りてない」会場建設に携わる作業員たちの本音 工期の遅れで残業せざるを得ない状況も 開催期間中は夢洲で渋滞懸念...IR工事関連を含めて“車両殺到”のおそれ
北海道から夢洲を見に…「大屋根リング」を見た感想は?
1月20日、あるバスツアーが実施されました。目的地は夢洲。万博会場の予定地です。ジャーナリストらの呼びかけで企画された見学ツアーで、全国から約70人がこのために足を運びました。 (北海道中標津町から)「北海道にいると本当に田舎の方なのでこういう情報が全く入らなくて、自分の目で見てみたいなと思って」 敷地内には入れないため、参加者はフェンスの外から中の様子をうかがいます。みな興味津々。遠くには、あの大屋根リングも見えます。参加者の目にはどう映ったのでしょうか。 (福岡市博多区から)「(Q写真を撮りたくなる?)そうですね、だだっ広いなという感じ。まだほとんど建っていない状況ですね。(Q大屋根リングは?)思っていたより木材が細い気がして、ちょっと安モノに見えた感じがします。そんなこと言ったら怒られるかもしれないけど」 北海道からはるばるやってきた参加者は… (北海道中標津町から)「大屋根リングに350億円かけるとは聞いていますが、それほどのものではなかったのかなと。震災もあったので、そちら(復興)に人手や機械とか、まず向けて、万博は1、2年遅らせても。子どもたちに夢のある万博なので、それはやってほしいですけど、今やらなきゃいけないこととは感じなかったです」 開幕まで430日。万博実現までの道のりは課題山積と言えそうです。 (2024年2月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)