今日発表の『スリクソン ZXi』ドライバーを最速試打解説。ロフト10.5度、9度の違いをそれぞれを調査!【ガチ試打計測・動画あり】
▼クラブスピード38m/s前後で打つ
打球は中弾道で、センターから左に6.6Yつかまったドロー系。 【38m/s前後の試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード●37.3m/s ボール初速●56.0m/s 打ち出し角●12.2度 スピン量●3023rpm 降下角●31.2度 キャリー●191.0Y 飛距離●218.5Y 打ち出し方向●1.9度左 スピンアクシス●2.1度左 SIDE●6.6Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●4ミリヒール Vインパクト⚫︎0ミリ高
この結果を見て、癸生川、小島の二人が弾道の検証とクラブ特性を検証する。 癸生川 これくらいのスピード帯が良い飛び方をしてるよね。 小島 そうですね。10.5度ということもあると思いますけど、シャフトとヘッドのトータルバランスで球が上がりやすという印象ですね。 癸生川 つかまりも良いと思うけど。 小島 でもそんなに極端につかまるということでもない。 癸生川 まあそうだね。 小島 コントロールしやすいとは思いますよね。 42m/sで打った時の結果を見て小島プロが言ったように、アスリート向けの『スリクソン』にしては『球が上がりやすいし、結構やさしい』という印象は、クラブスピード38m/sという一般ゴルファーの領域においても当てはまるようだ。これは驚きの結果が出た。
10.5度/9度の違いを検証
10.5度は球が上がりやすいという結果が出たが、さすがに9度になると、どうだろう。42m/s前後で打ってみる その前に、10.5度と9度の構えた時の印象の違いを癸生川は、「構えた時の見え方は、ロフトは立っていて、フェース面は左には向いていないという印象ですね」と、そこは、さすがにアスリート向けの『スリクソン』だが、実際に打った結果はどうだったのか。 ▼9度を42m/s前後で打ってみた 球筋は中・低弾道で、センターから6.4ヤード左につかまるドロー系。
【ロフト9度の試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード●42.3m/s ボール初速●63.1m/s 打ち出し角●10.8度 スピン量●3382rpm 降下角●35.7度 キャリー●226.0Y 飛距離●248.6Y 打ち出し方向●2.0度左 スピンアクシス●1.2度左 SIDE●6.4Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト●6ミリトウ Vインパクト⚫︎2ミリ高
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