イノシシ出没 沖縄・名護のファストフード店近くに 秋から目撃「近づかないで」
沖縄県名護市東江の国道58号近くで5日午前、イノシシ1頭が徘徊(はいかい)しているのを通行人が発見し、動画を撮影した。目撃現場は国道から海側へと入った道路沿いで、名護警察署やファストフード店、住宅などが立ち並ぶ地域。付近ではイノシシの姿がたびたび目撃されており、東江区などは注意を呼び掛けている。 【動画】駆けるイノシシ「エンダー」敷地へ 車も急停止 目撃者によると、イノシシを目撃したのは5日午前9時ごろ。撮影された動画には、小型のイノシシが道路に出て、車が急停止する様子が撮影されている。飲食店の敷地に入った後、国道号を横切り、反対側へと進んでいったという。名護署によると、イノシシの目撃について、1件の通報があった。 東江区では、秋ごろからたびたびイノシシの目撃情報があり、2日には住宅が密集する公民館前でも走り回る姿が見られていた。津波一夫区長は「目撃例が多くなっている。一時期落ち着いたかと思っていたら、公民館前で見られることもある。見つけても危ないので近寄らないでほしい」と話した。
琉球新報