左肩、左腰を強打し救急車で運ばれた御嶽海が3敗目 舞の海氏は「明日から休場するべき」と勧告
<大相撲九州場所>◇8日目◇17日◇福岡国際センター 6日目に肩、腰を負傷した西前頭7枚目の御嶽海(31=出羽海)が強行出場した。西前頭9枚目の高安(隆の勝(34=田子ノ浦)と対戦。立ち合いで当たるも、左四つに組まれて、そのまま寄り切られた。NHK解説の舞の海秀平氏(56)は「まったく相撲が取れる状態じゃないので、わたしは明日から休場するべきだと思います」と勧告した。相撲を取る意思は強いことには「自分のことを考える前に相撲ファンのことを考えると休場した方がいいと思う」と続けた。 【写真】呼び出しの肩を借りながら土俵を下りる御嶽海。心配そうに見守る観客の姿も 御嶽海は6日目に同5枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)と対戦。土俵際まで一気におされたが、右から逆転の引き落としを決めた。5勝目を挙げたが、相手を引き落としたときに、自らも土俵下に転落。左肩、左腰を強打し、担架で運ばれると、その後、救急車で病院に向かっていた。