【MLB】オリオールズが首位ヤンキースと0.5ゲーム差に 有望株ホリデイが逆転の3点タイムリー二塁打
【アストロズ2-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間8月25日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのアストロズ4連戦の3戦目を迎え、3対2で逆転勝利。首位ヤンキースがロッキーズに敗れたため、オリオールズは首位まで0.5ゲーム差に迫った。オリオールズ2番手のキーガン・エイキンに3勝目(0敗)が記録され、4番手のセランソニー・ドミンゲスは6セーブ目をマーク。アストロズ先発のフランバー・バルデスは6回途中6安打3失点で6敗目(13勝)を喫した。 【動画】オリオールズのジャクソン・ホリデイが逆転の3点タイムリー二塁打を放つ 試合前半はア・リーグ西地区の首位に立つアストロズのペースだった。初回にホセ・アルトゥーベの18号ソロで先制。アルトゥーベはこれが通算40本目の先頭打者アーチとなり、球団史上単独2位に浮上した。先発のバルデスが走者を出しながらも無失点ピッチングを続けるなか、6回表にはジェレミー・ペーニャの14号ソロで1点を追加。しかし、6回裏にバルデスが3本のヒットを浴びて二死満塁のピンチを招き、アストロズはここで2番手のテイラー・スコットを投入した。 オリオールズは左腕バルデスから右腕スコットに交代したのを見て、スタメンを外れていた有望株ジャクソン・ホリデイを代打に起用。ここでホリデイが初球のスプリッターを弾き返して右中間を破る二塁打を放ち、3人の走者が生還して3対2と逆転に成功した。7回以降はリリーフ陣がアストロズの反撃を封じ、1点リードを守り抜いて勝利。20打数連続ノーヒットの不振を抜け出したホリデイは「そういう経験は何度もあるし、決していいことではないけれど、過去の経験が僕を助けてくれた」と安堵した様子で話していた。