お正月は、お雑煮を作っちゃうぞ。
餅担当
火加減を見て、裏返したりしながら焦げすぎないように。両面に焼き色をつける。
豚肉の下味でスープの味が決まる。餅や具材も入るので少し強めに塩をしてOK。
綺麗に泥を落とし、皮付きのまま3㎜に切る。シャキシャキ感を残すため最後に投入。
小豆のきれいな赤色が濁らない程度に、干し椎茸の戻し汁を少量ずつ投入。
香ばしい香りやカリッとした食感も楽しいから少しの焦げ目はご愛嬌。
出汁もいい感じに色が出てきてるね。小豆には消化促進やむくみ解消の効果も。生姜でポカポカしながら、年末の疲れを癒やそう。
餅に小豆をのせて「シンプルに、具材は一つずつかな」なんて話しながら盛り付け。冷めないうちに食べてね。
プロフィール
田口雄一|中国料理『湯気』店主。お店には田口さんが昔修業した沖縄料理や中華と沖縄を取り合わせた料理なども並ぶ。 photo: Kazuharu Igarashi, text: Uno Kawabata, edit: Rio Hirai(2023年1月 909号初出)
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