ようやく冬の装いが見られました。６日朝富士山の山頂付近に雪が積もった様子が確認できました。ようやく初冠雪の発表と思われましたが…。 栗田麻理アナウンサー: 「日本一の頂は真っ白な雪に覆われています。　８合目付近まで、うっすらと雪が積もっています。」 　６日朝山頂付近が雪化粧をした富士山。 　富士市内では、青空に映える富士山を望むことができました。 富士市民: 「夏の富士山とは違う顔を見ることができて、改めてうれしいです」 富士市民: 「いつもは９月とか１０月とかに積もっているイメージだったので、すごく今年はなんか冬が来るのが遅いと思った」 　今年はなかなか雪が積もらなかった富士山。 　１３０年の観測史上、もっとも遅い記録を更新し続けていました。 　５日夜から雪が降り、６日でようやく「初冠雪」の発表かと思われましたが…。 　甲府地方気象台から目視で確認する、富士山の「初冠雪」。 　６日、山梨側では富士山が厚い雲に覆われ、山頂付近を確認できず…。 　「初冠雪」の発表は、お預けとなりました。

「スノーパーク　イエティ」

　とはいえ、ようやく冬の装いとなった富士山。 　ただ、その麓では…。 嶋田光希アナウンサー: 「先月、日本一早くオープンしたスノーパークイエティに来ています。例年であれば、今の時期、この場所に一面真っ白なゲレンデが広がっているはずなんですが、今ほとんど雪はなく地面がむき出しになっています。」 　１０月２５日、２６ 年連続で日本一早いオープンとなったスキー場「スノーパーク　イエティ」。 　オープン当日には全国から集まったスキーヤーやスノーボーダーたちが様々な衣装に身を包み、日本一早いウィンタースポーツを楽しんでいました。 　ところが・・・ スノーパーク イエティ　羽田昌史マネージャー: 「ゲレンデの雪が溶けておりまして、１０月の２８日から現在までお休みをさせていただいているような状態でございます。」 Ｑと言うと、オープンから3日後? 「そうですね、２５、２６、２７日と３日間オープンはしたんですけれども、それ以降（休業）という形になります。」 　去年に比べ、ここ数日の気温は、３℃から４℃高かったと言います。 スノーパーク イエティ　羽田昌史マネージャー: 「我々は２４時間体制で、休業してからも１日も１分も休むことなく雪を作り続けてはいるんですけども、せっかく作った雪が、雨風にやられて無くなっていくというのは、毎朝見ると本当に毎日泣きそうになって、本当に涙が出てくるような状況でした。」 　富士山の２合目に位置するこちらでは、６日は雪が降りませんでしたが、今週末の営業再開を目指して準備を進めているということです。 スノーパーク イエティ　羽田昌史マネージャー: 「いや、うれしかったです。これでこれから本格雪シーズンですね。オープンできるよという兆しになってきている気がします。」