日大アメフト、正式に廃部 違法薬物、84年の歴史に幕
日本大は25日、違法薬物事件で複数の部員が逮捕されたアメリカンフットボール部の廃部を正式に発表した。臨時理事会で決議した昨年12月15日付。最終的には今月23日に学長が決裁し、廃部の手続きが完了した。大学王者を決める「甲子園ボウル」で21度の優勝を誇る強豪は創部から84年の歴史に幕を下ろした。 薬物事件に関与していない在学生と2024年度の新入生について、新たな受け皿の設置を引き続き検討していくとした。同部指導陣4人の解任も発表。大学の競技スポーツ運営委員会が中村敏英監督らについて、管理不行き届きを理由とし、9日に解任を決議していた。