2024年1-7月「調剤薬局」倒産 過去最多22件 大手再編と新規参入で、中小の「調剤薬局」は冬の時代へ
1-7月の調剤薬局の倒産は過去最多の22件
2024年1-7月の調剤薬局の倒産は22件(前年同期比266.6%増)で、前年同期の3.6倍に急増。 形態別は、「破産」11件(前年同期6件)、「民事再生法」2件(同ゼロ)のほか、初めて「会社更生法」が9件発生した。 原因別は、最多が「販売不振」(前年同期4件)と「他社倒産の余波」(同ゼロ)の各9件。 従業員数別は、10人未満が13件(同4件)と6割(構成比59.0%)を占めたが、「50人以上300人未満」と「300人以上」も各1件で、初めて発生した。 地区別は、最多が関東11件(前年同期2件)で半数を占めた。次いで、近畿4件(同ゼロ)、北海道3件(同ゼロ)、東北(同3件)と九州(前年同期同数)が各2件だった。