【大分】気温5℃の中・・・
大分朝日放送
海の安全を守る潜水士が極寒の中、救助の腕を磨きました。 浅見アナ 「船の上には冷たい風が吹き付けています。手がかじかむぐらいの厳しい環境の中でも潜水士達は訓練に励んでいます」 大分海上保安部の巡視船「やまくに」に所属する潜水士7人が新年初めての訓練に臨みました。 研修や試験を突破し12月に潜水士になったばかりの山口雅也さんが抱負を叫びました。 山口雅也潜水士 「大分の海は俺に任せろ!」 「OK!」 ロープを伝い腕力だけで船に上がったり、15キロのおもりを肩に担ぎ立ち泳ぎをしたり、過酷な救助状況を想定した訓練をしました。 大分海上保安部潜水士 山口雅也さん 「要救助者が待っている環境は厳しい状況だと思うのでこうした環境がぴったりだと感じて訓練している」 訓練時の風速は10メートル気温は5℃。 日ごろの厳しい訓練で鍛え抜いた身体の潜水士たちもこの寒さは堪えたようで。 Q何に浸かっているんですか? 「お湯です!寒いですお湯かけたるわ」 大分海上保安部によりますと2024年は行方不明の釣り人を海中で捜索するなど9件で潜水士が出動したということです。