「布団燃えている」京都市東山区の民家で火災、男女4人病院搬送 うち男性1人が意識不明の重体
8日午後10時20分ごろ、京都市東山区本町8丁目の民家で、「布団が燃えている」と住人から119番があった。木造2階建て延べ約130平方メートルのうち2階の約55平方メートルを焼いた。住人とみられる男女4人が病院に搬送され、うち男性1人が意識不明の重体。 【動画】炎を上げて激しく燃える民家 東山署と市消防局によると、60代の夫妻と、ともに20代の長男と長女の4人暮らし。意識不明の男性は長男とみられ、逃げ遅れた。他の3人は自力で外に出た。 父親とみられる男性は全身にやけどを負い、長女とみられる女性は首の腫れを訴えた。母親とみられる女性に外傷はなかったという。同署が出火原因を調べている。 現場は京阪本線七条駅の南東約300メートルの住宅街。近くに住む男性(78)は「炎と黒い煙が立ち上がっていた。近くは家が密集しているので火災が起こると怖い」と話していた