『虎に翼』第13週「女房は掃きだめから拾え?」を振り返る 梅子の決心と茨田りつ子の登場
NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第61話から第65話までの第13週「女房は掃きだめから拾え?」を振り返る。 【写真】サプライズ登場となった『ブギウギ』茨田りつ子(菊地凛子) 第61話では、東京家庭裁判所の独立庁舎がついに完成し、開所の式典が催された。そこで多岐川(滝藤賢一)は家庭裁判所の存在をもっと広く世に知らしめようと、広報活動の一環として「愛のコンサート」を開くと宣言する。一方、寅子の窓口に元山すみれ(武田梨奈)という女性がやってくる。彼女は寅子の学友・梅子(平岩紙)の夫の妾だった。 第62話では、すみれが持つ遺言書の検認をするために寅子が奮闘。寅子は梅子と久しぶりの再会を果たし、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)の事務所に案内する。すみれの遺言書は偽装したものだったことが発覚するが、今度は大庭兼家のそれぞれの自分勝手な相続争いが巻き起こる。 第63話では、大庭家の問題は解決せず、家裁に調停の申し立てが行われる。梅子は遺産が息子たちに均等に分けられることを望んでいるが、長男・徹太(見津賢)は自分が全てを相続するという主張を変えない。梅子の義母・常(鷲尾真知子)は梅子に自分の面倒を見させるために三男・光三郎(本田響矢)の取り分を多くするように要求する。 第64話では、大庭家の相続争いは、想像の斜め上を行く形で決着する。光三郎はすみれと深い仲になっていたことが発覚。梅子は「もうダメ。降参。白旗を振るわ」と言い、相続を放棄する。そして、家裁の広報活動の一環で「愛のコンサート」に茨田りつ子(菊地凛子)の出演することが決まる。 第65話では、りつ子(菊地凛子)が出演する「愛のコンサート」が大成功を収める。花江 (森田望智)は梅子にある秘密を告白。梅子の言葉から、これまで一人で頑張り過ぎていたと考えた花江は直明(三山凌輝)や子供たちに手抜きをさせてほしいと提案する。
リアルサウンド編集部