島根・出雲市で照明灯折れる、集団登校中の小2児童が右足骨折…「突風で倒れた」と話す児童も
8日午前7時45分頃、島根県出雲市大津町の市道沿いにあった照明灯(高さ約6メートル、支柱の直径約0・15メートル)が根元から折れ、集団登校中の小学2年の児童1人に接触した。児童は右足を骨折するなどの大けがをした。風雪に伴う経年劣化の可能性もあり、市などが事故原因を調べている。
市道路河川維持課によると、照明灯は2002年3月に設置。20年度の点検時には一部が腐食していたものの、他に異常はなく、経過を見ていたという。また、事故時の状況について「突風が吹いて倒れた」と話す児童もいたという。
市は事故を受け、現場近くの照明灯12基を緊急点検したが、異常はなかった。17日までに通学路になっている他の市道沿いの照明灯も点検する予定で、福間和基課長は「被害に遭われた児童にお見舞い申し上げる。通学路の点検をしながら安全確保を図っていく」とした。