ダルビッシュ有、復帰初戦は不調も問題なし? 米メディアが期待「ポストシーズンに備える上で有利に…」
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、デトロイト・タイガースで先発登板した。約3ヶ月ぶりの復帰で活躍が期待されたものの、3失点して3回途中で降板している。それでもポストシーズンへ向けて、明るい兆しであると米紙『スポーツ・イラストレイテッド』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ダルビッシュは初回にマシュー・ビアーリング外野手から被弾を浴び、2回にも失点。3回にはコルト・キース内野手にライトへのタイムリーヒットを打たれ、失点したところで松井裕樹投手と交代し、ダルビッシュは降板した。ダルビッシュが敗戦投手になる可能性はあったが、ジャクソン・メリル外野手のスリーランホームランやマニー・マチャド内野手のタイムリーヒット、そしてフェルナンド・タティス・ジュニア外野手のヒットでサヨナラ勝ちをおさめ、味方打線の活躍によって黒星を免れている。 ダルビッシュは不調に終わったが、批判するような雰囲気は全く無い。球場内はダルビッシュを歓迎する大歓声に包まれ、チーム内からはダルビッシュの復帰を喜ぶ声が相次いでいる。同紙はタイトルに「パドレス、ダルビッシュの錆びにもかかわらず、復帰に勇気づけられる」とつけ、「パドレスの先発ローテーションにダルビッシュが加わることは、チームがポストシーズンに備える上で有利となるだろう。ダルビッシュが復帰する前、サンディエゴはディラン・シース、マイケル・キング、ジョー・マスグローブ、マーティン・ペレスというトップ4の先発投手以外に大きな疑問符がついていた」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部