ドジャース、第5戦も「ブルペンゲーム」か…ダルビッシュと山本の投げ合いまたもお預け?…ロバーツ監督のトーン変わる
ドジャースが9日、パドレスとの地区シリーズ第4戦で快勝した。打線の奮起も大きいが、はまったのは「ブルペンゲーム」だ。先発に不安があるチームは救援のブレイジアを先発に立て、8人の継投で零封。パドレス打線の勢いをそいだ。 ◆大谷翔平も怒った…三塁審判にボール当たりまさかの本塁憤死【動画】 パドレスは第3戦まで先発を打ち崩して主導権を握ったが、この日は毎回変わる相手救援投手に攻撃の糸口を掴めなかった。注目の第5戦。当初は、フラハティか山本由伸の2人の選択肢だったが、監督のトーンは変わってきた。 試合後、第5戦の先発について聞かれた監督は「まだ決まっていない。また同じ作戦でブルペンゲームにする可能性もあるし、フラハティ、山本の可能性もある」とにごした。その後、ブルペンゲームが相手にとって一番いいのではとの問いに「もちろん、良いアイデアで、彼らが効果的であるのは分かるが、彼らが明日どう感じるかを確認することも、決定を下す前に確認したいひとつ」。救援陣の体調もチェックしながら、最終決定を下すとした。 パドレス側は、第2戦で好投したダルビッシュ有をマウンドに送る。シルト監督は「彼はこの世代でも屈指の投手の一人。非常に信頼している」と語った。ダルビッシュと山本の投げ合いは第2戦で見られる予定だったが、山本が急きょ第1戦に変更。第5戦で2人の投げ合いの可能性もまだ残っているが、ドジャースの流れは第4戦で成功した「ブルペンゲーム」か。
中日スポーツ