アメリカで“MSN”再結成?ネイマール獲得にインテル・マイアミが関心も…現時点では「夢物語」か
インテル・マイアミは、ブラジル代表FWネイマールの獲得に興味を持っているようだ。スペイン『as』が伝えた。 【動画】369日ぶりにピッチに…ネイマール帰還の瞬間! 昨夏にパリ・サンジェルマンを退団し、サウジ・プロリーグのアル・ヒラルへと加入したネイマール。ブラジル代表活動中に負った前十字靭帯損傷の影響でこれまで6試合の出場に留まっているが、21日のAFCチャンピオンズリーグで13分間ピッチに立ち、ようやく今季初出場を果たしていた。 そんな32歳FWだが、アル・ヒラルとの現行契約は今季限り。以前に『マルカ』などは「離脱期間の長さから、上層部は復帰後のパフォーマンスに疑問を持っている」と伝えるなど、その去就に注目が集まっている。 そして『as』によると、元イングランド代表デイビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミが獲得に興味を持っているとのこと。リオネル・メッシやルイス・スアレスなど、かつてバルセロナで数々のタイトルを勝ち取った盟友の所属する同クラブだが、先日2025年のクラブ・ワールドカップ出場権を獲得。新たな補強が予想されている中で、ネイマールがターゲットになっているという。 また『as』は、ネイマールが先日マイアミに別荘を購入し、ベッカム氏とディナーを楽しんでいたことも指摘。さらにネイマール本人が以前にポッドキャストで「たとえ1シーズンだけでもアメリカでプレーしたい」と明かしていたことにも注目している。 しかし同メディアは、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のサラリーキャップ制度が問題になるとも分析。『as』は情報筋の話として、ネイマールがインテル・マイアミに加入するためにはMLSがサラリーキャップを緩和する必要があると報道。インテル・マイアミは、昨年1月のルイス・スアレス加入の段階で7人もの選手を土壇場で放出することを余儀なくされている。『as』の取材によると、MLSが制度自体の見直しを図るかは定かではなく、またインテル・マイアミもネイマール獲得に関して動きはないと語ったようだ。 そして『as』は、「多くのファンが“MSN”のインテル・マイアミでの再会を望んでいるものの、今のところ実現不可能な夢物語だ」と分析している。